今回のテーマは「うなぎ」! 大人には「スタミナのつくごちそう」というイメージがある「うなぎ」も、子どもにはあまりなじみのない食材かもしれません。でも意外とかわいらしい顔をしていたり、ふだん見慣れている魚とは外見がちがうので、じっくり観察すると楽しい発見がいっぱい! 今回は生きているうなぎにふれて、どんな魚なのかを知りました。そして、白焼きのうなぎを使った「うな玉どんぶり」と「うなぎの緑酢」に挑戦します。

●もっといろいろヒント(1)夏バテに効く「うなぎ」

うなぎは古くから滋養があることで知られてきました。良質のタンパク質はもちろん、脳の働きをよくするといわれるDHA(ドコサヘキサエン酸)や、血管の病気の予防に効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)も豊富。ビタミン類も多く含まれており、特にビタミンAはアジの230倍にもなります。このように栄養価が高いだけでなく消化もよいうなぎ。暑い季節の夏バテ予防にはぴったりの食材ですね。

●もっといろいろヒント(2)なじみのない食材ほど、楽しく食べよう!

「うなぎ」を家庭でさばくことはまずないでしょう。どんな形をしているのか知らない子どもも多いと思います。そんな食材こそ、親子で楽しく食べたいですね。「うなぎって、どんな形?」「お魚のなかまなんだね」などと話をしたり図鑑を見たり…、うなぎについて調べてみましょう。まるでヘビのように長くて、魚のなかまとは思えないところも興味深いです。生きたうなぎを見るチャンスがあったら、ヌルヌルとした細長いからだをじっくり観察してみてください。

●もっといろいろヒント(3)「土用の丑の日」って?

毎年7月の「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習がありますが、そもそも「土用の丑の日」とはいったいどういう日なのでしょう。
【土用】 古代中国にはじまった季節の分類のひとつで、各季節が終わる(次の季節がはじまる)前の約18日間のこと。つまり季節の変わり目をさします。
【丑の日】 十二支の「丑」のこと。十二支といえば年を数える言葉として使われていますが、昔は日付や時間などにも使われていました。
つまり「土用の丑の日」は、“季節が終わる(はじまる)前の約18日間にある丑の日”ということだったのです。それではなぜ、「土用の丑の日」にうなぎを食べるようになったのでしょう。いろいろな説がありますが、 <江戸時代のある夏、うなぎの売れ行きが悪くて困っていたうなぎ屋が、万能学者として有名だった平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日」という張り紙を出すよう提案され、その結果うなぎ屋が大繁盛した> という説が有力です。昔から「丑の日」には、「う」がつく「うどん」や「うり」などを食べると病気にならないという迷信があり、そこに「うなぎ」が加わって現在まで伝わったというわけです。


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