第3回 【お母さんのための包丁講座】
■コツさえ覚えれば、見た目も味もワンランクアップ! 料理がおいしくなる包丁術です。
基本の切り方…
半身の姿勢で、押し切り
■半身の姿勢の取り方
まな板と体の間に、こぶしふたつ分の空間を空けます。
足はまっすぐにそろえるのではなく、右利きの場合は右足を少し後ろにずらし、斜め45度くらいに開きます。これで半身の体勢になります。包丁を動かすときに、腕が体にぶつからずに動かせます。脇をしめすぎず、肩の力を抜きましょう。
まず、この基本姿勢を身につけることが料理上達の基礎となります。
特に魚をさばく時には、この姿勢をとることが大切です。
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■「押し切り」とは
上から包丁を押しつけて切るのではなく、素材に対して前に包丁を押し出すようにして切ります。
■押し切りと引き切り
包丁の使い方は、押して切るか、引いて切るかの二通りあります。
「押し切り」は、主に包丁の中央部分を使います。
みじん切りの場合は、包丁の先を左手で上から押さえ刃先部分のそりを利用して切ると、安定性もよく切りやすくなります。薬味ネギを小口切りにする場合なども押し切りが一般的ですね。繊維をつぶさないように切りましょう。
「引き切り」は、主に包丁の切先部分を使います。
刃の根元の方をまな板から浮かして切るとたくあんやイカそうめんなどは材料が動くことなく、きれいに切れます。刺身を切る時も引き切りですが、刺身の場合は刃の根元から先まで全部使うように切ります。
※お子さんが小さいうちは、まだ手根骨(しゅこんこつ)が定まっていないため、手首のスナップが思うようにききません。そのため、「押し切り」「引き切り」の動作が難しく、包丁を食材の上から押さえつけるだけの動きになるのです。そしてまな板の上でゴシゴシと刃先をこするようにするわけです。
「押し切り」「引き切り」ともに材料にあった包丁の使い方があるということですね。
大切なのは、料理に適した切り方をすること。
味がよくしみ込み形が崩れないように、大きさをそろえ見た目に美しく、これらが大事です。 |